※本記事にはプロモーションが含まれます。
資格の案内や同僚の話を見て、「自分も何か勉強したほうがいいのか」と思う。けれど、時間もお金もかかるし、続かなかったら気まずい。そう考えて、決めないまま数か月たっている。この記事は、その状態の人に向けて書いています。
始める側の負担は思い浮かべやすい一方で、始めない側に何が起きるかは、あまり書き出されません。両方を同じ4つの欄で並べると、片方だけを見て決めることを避けられます。「勉強しないと危ない」と不安をあおるための表ではありません。並べた結果、今は始めないと決めることも、十分ありうる結論です。
読み終えると、する・しないの両方を4つの欄で書き、学ぶ・先に求人を見る・今は始めない、のどれにするかを選べます。
この記事で渡すもの
- 両方の選択を並べる4つの欄
- 記入例と、空欄の扱い
- 表の結果から、学ぶ・先に求人を見る・今は始めないを選ぶ目安

比べるときに使う4つの欄
| 欄 | 書くこと |
|---|---|
| 起こる可能性 | その選択をした場合に、困ったことがどのくらい起こりそうか(高い・中くらい・低い・分からない) |
| 影響 | 起きた場合、仕事や生活にどのくらい響くか |
| 戻せるか | 選んだあとで、元の状態に戻れるか |
| 小さく試せるか | 全部を決める前に、一部だけ試す方法があるか |
起こる可能性は、正確な数字にはできません。自分の職種の求人や、社内で求められることの変化など、自分で確かめられる材料から見積もります。確かめられないものは「分からない」と書きます。
「勉強する」と「しない」を同じ欄で並べる
記入例を置きます(架空の例)。事務職の人が、表計算とデータの扱いを学ぶかどうか迷っている場合です。
| 欄 | 勉強する | 勉強しない |
|---|---|---|
| 起こる可能性 | 続かずにやめる可能性は中くらい | いまの仕事で困る可能性は当面低い。数年先は分からない |
| 影響 | 使った時間と教材費が無駄になる | 求人を見たとき、応募できる範囲が狭いままになる |
| 戻せるか | やめれば元に戻る | 後から始めることはできる。過ぎた時間は戻らない |
| 小さく試せるか | 無料の教材で2週間だけ試せる | 「しない」を試す方法はない。現状がその結果です |
「勉強しない」側の欄は、書こうとすると手が止まりやすい所です。考えたことがないからです。空欄のままにせず、「分からない」と書きます。空欄は「問題がない」という意味ではなく、「まだ確かめていない」という意味です。
逆に、勉強する側の負担が大きく、しない側の影響が小さいと出ることもあります。その場合は、今は始めないと決めてかまいません。何が変わったら考え直すかを1行書いておきます(担当が変わった、求人で条件に出てきた、など)。
表の結果から、学ぶ・先に求人を見る・今は始めないを選ぶ
表を埋めたら、勉強する・しないの二択で決めず、次の3つの道から選びます。
| 表の様子 | 選ぶ道 | 選ぶ目安 |
|---|---|---|
| しない側の「影響」が書けて、する側は「戻せる」「小さく試せる」が埋まった | 学ぶ(資格) | 学ぶ分野を1つ言える |
| しない側の欄が「分からない」ばかり | 先に求人を見る(転職の側の確かめ) | 自分の職種で何が求められているかを、まだ見ていない |
| する側の負担が大きく、しない側の影響が小さい | 今は始めない(現状維持) | 何が変わったら考え直すかを1行書ける |
この分け方は、この記事での整理です。「分からない」の欄は、次の3つのどれかで埋められます。
- 無料の教材や図書館の本に触れてみる
- 求人を3件読む
- その分野を仕事で使っている人に15分だけ話を聞く
どれも、やめても失うものが小さい、戻しやすい小さな実験です。1つ選んで結果を表に書き足すと、「分からない」だった欄が埋まっていきます。
求人の読み方は、求人3〜5件の応募条件から決める記事に手順があります。
「教材費が無駄になる」が気になる人は、回収年数を3つの場合で計算すると、影響の欄を金額で書けます。
学ぶと決めた人が、内容と費用を確かめる先の1つに、講座の案内があります。下の広告は、オンラインの有料の資格講座です。学ぶと決めることと、講座に申し込むことは別です。
- 向く人:学ぶ分野に対応する資格があり、内容と費用をまだ確かめていない人。
- 向かない人:学ぶ分野が決まっていない人(求人を読む・人に聞くのが先です)。今は始めないと決めた人。
- 申込み後に起きること:申込みの流れ、支払いの時期と方法、受講できる期限、解約や返金の決まりは、講座ごとに違います。申し込む前に、案内ページで確かめてください。
- 使わない場合:図書館や書店の本と、試験を行う団体の案内で、同じことを確かめられます。
選んだ道で、今日すること
- まだ表を書いていない人:4つの欄を、する側・しない側の両方について書きます。分からない欄は「分からない」と書きます。
- 学ぶ人:学ぶ分野を1つ書き、最初に触れる教材を1つ決めます。
- 先に求人を見る人:自分の職種の求人を1件開き、応募条件を書き写します。
- 今は始めない人:何が変わったら考え直すかを、表の下に1行書きます。
よくある質問
Q. 勉強しない場合のリスクは、数字で分かりますか
A. 個人にとっての可能性を数字で出すことは難しいです。求人の条件や社内の変化など、自分で確かめられる材料から見積もってください。
Q. 表を作った結果、始めないと決めてもいいですか
A. かまいません。両方を比べたうえでの判断であれば、それも結論の1つです。何が変わったら考え直すかだけ書いておいてください。
この記事の前提
- 4つの欄はCareerPivotが整理した比較の方法です。記入例は架空のものです。