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これからのお金

昇給の条件の聞き方。「いつ・いくら・何ができたら」を1回で確かめる

約6分で読めます

昇給の条件を具体的な数字と仕事の成果で上司に確認する面談

昇給の条件を上司に聞くときの準備と質問の文例。聞く前に確認する4項目、答えがあいまいだったときの聞き直し方、面談後に文面で残す方法をまとめました。

※本記事にはプロモーションが含まれます。

昇給するための条件は、黙っていても示されないことが多いものです。知りたいなら、自分から聞くことになります。聞くのは「上げてください」というお願いではなく、「いつ、どのくらい、何ができたら上がるのか」という情報です。情報を聞く形にすると、上司も答えやすくなります。

読み終えると、次の面談で使う4つの質問と、答えがあいまいだった時の聞き直し方が手元に残ります。返ってきた答えから、今の職場で取り組むのか、学ぶのか、外の水準と比べるのかを選べます。昇給そのものを約束する記事ではありません。

この記事で渡すもの

  • 聞く前に確認する4つの項目
  • そのまま使える質問の文例
  • 答えがあいまいだった場合の次の質問
  • 答えごとの次の一手(今の職場で取り組む・学ぶ・外の水準と比べる)
昇給の時期・金額・条件を一つずつ確認するノート

聞く前に確認しておくこと

昇給の決まり方は会社によって違います。直属の上司が金額を決められる会社もあれば、評価だけを付けて、金額は人事の制度で自動的に決まる会社もあります。上司に決める権限がないことを聞いても、答えは返ってきません。先に次の4つを確かめておきます。

確認する項目 調べる場所
評価制度(等級、評価項目、評価と昇給の関係) 就業規則、賃金規程、人事の案内
査定の時期 人事の案内、過去の面談の時期
いまの等級から次へ上がる条件 等級の定義書や、人事の資料
上司が決められる範囲 分からなければ、上司本人に聞く

資料が見つからない場合は、それ自体を質問にできます。「評価と昇給の関係が分かる資料はありますか」と聞けば足ります。

昇給の条件を聞く前に、同期の給料や肩書きと比べて気持ちが動いているなら、同期と比べてしまう日に、自分の役割に名前を付けて証拠を3つ並べるで、頼まれたことから役割の名前を出せます。

「いつ・いくら・何ができたら」の聞き方

聞く場は、評価面談や定期の1対1の面談が向いています。立ち話より、時間が取られている場のほうが、上司も準備して答えられます。

聞くこと 質問の例
いつ 次に昇給や昇格が検討されるのは、いつの査定でしょうか
いくら 昇給する場合、どのくらいの幅になるのが一般的でしょうか
何ができたら 次の等級に上がるには、何ができている必要がありますか
いまの位置 いまの私は、その条件に対してどのあたりにいますか

切り出すときは、目的を先に伝えます。例:「今後の目標を具体的にしたいので、昇給や昇格の条件について教えてください」。

役職名で「主任になれますか」と聞くより、「何ができていれば次の等級になりますか」と条件で聞くほうが、具体的な答えが返りやすくなります。

答えがあいまいだったとき

「期待している」「全体をうまくまとめられるようになったら」のように、あいまいな答えが返ることがあります。その場で次のように聞き直します。

  • 「うまくまとめる、というのは、具体的にはどんな場面でどうなっている状態でしょうか」
  • 「それができていると判断される例を、1つ教えていただけますか」
  • 「この件は、どなたに何を確認すれば明確になりますか」

3つ目の質問が大事です。上司が答えを持っていない場合、責めても情報は増えません。誰に何を聞けば分かるのかを教えてもらえば、次の一手が決まります。

それでも条件が示されない場合、「条件がはっきり決まっていない」ということ自体が1つの情報になります。「会社も厳しい」と返された人は、その先に聞く質問と、動く目安に続きがあります。

聞いたあとに、文面で残す

面談のあと、聞いた内容を短い文面にして上司に送ります。受け取り方のずれをその場で直すためと、次の査定で振り返る記録にするためです。

送る文面の例

「本日はありがとうございました。認識を確認させてください。次の査定は○月、次の等級の条件は(1)○○、(2)○○と理解しました。相違があればご指摘ください。」

上司の言葉は、自分に都合よく言い換えず、言われたとおりに書きます。

答えごとの次の一手

返ってきた答えによって、選ぶ道が変わります。

返ってきた答え 選ぶ道 最初の一手
条件と時期が具体的に分かり、今の仕事の延長で届く 今の職場で取り組む(現状維持) 条件に向けて取り組むことを1つ決め、文面で残した内容と一緒に上司へ伝える
条件の中に、自分が持っていない資格や知識があった 学ぶ(資格) その資格の名前を書き、手当や昇格で増える額を規程で確かめてから決める
聞き直しても条件が示されなかった 外の水準と比べる(転職の側の確かめ) 同じ職種の求人を3件読み、年収の幅を下限どうしで書き写す

この分け方は、この記事での整理です。条件の一部だけ分かった人は、教えてもらった確認先に残りを聞いてから、表に戻ってください。

求人を3件読んだあとも、移るかどうかの決め手が決まらないときは、自分に決め手がないとき、作る基準で、動く条件と残る条件を一文ずつ書けます。

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  • 向く人:昇給や昇格の条件に資格があると分かり、その資格の名前まで決まった人。
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今日すること

今日することは1つです。就業規則や人事の資料で、評価制度と査定の時期を確かめ、次の面談の予定を見てください。資料が見つからなければ、「評価と昇給の関係が分かる資料はありますか」が最初の質問になります。

よくある質問

Q. 昇給の条件を聞くと、印象が悪くなりませんか
A. 会社や上司によって受け止め方は違います。金額の要求ではなく、目標を具体的にするための質問として伝えると、意図が伝わりやすくなります。

Q. 上司に決める権限がない場合はどうすればいいですか
A. 上司が担当しているのが評価の部分だけの会社もあります。その場合は、評価の基準を聞いてください。金額の決まり方は、人事の資料や窓口で確かめます。

この記事の前提

  • 質問と文面はCareerPivotが整理した説明用の例です。答えごとの3つの道の分け方も、CareerPivotの整理です。評価と賃金の決まり方は会社の制度によって異なります。