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友人とのつきあい

30代の勉強は遅いのか。年齢ではなく5つの条件で並べ直す

約6分で読めます

三十代の学び直しに向けて、これまでの経験と学ぶ内容を整理する

30代からの勉強が遅いかどうかを、年齢ではなく、残りの職業期間・必要な時間・使える時間・転用できる経験・求められている度合いの5つで検討する方法です。

※本記事にはプロモーションが含まれます。

30代から勉強を始めるのは遅いのか。この問いには、そのままでは答えが出ません。何のために、いつまでに、どのくらい要るのかが入っていないからです。年齢という1つの数字のかわりに5つの条件を並べると、自分の場合に間に合うのかを計算できます。

「何歳からでも遅くない」と励ます記事ではありません。並べた結果、今は始めないと決めるのも、結論の1つです。

読み終えると、必要な時間を週に使える時間で割って期間を出し、学ぶ・先に求人を見る・今は始めない、のどれにするかを選べます。

この記事で渡すもの

  • 年齢のかわりに見る5つの条件
  • 必要な時間と使える時間の比べ方
  • 学ぶ・先に求人を見る・今は始めないの選び方
年齢のかわりに5つの条件を並べて考えるイメージ

「遅いかどうか」は、答えの出ない問いになっている

「遅い」という言葉には、比べる相手が含まれています。20代で始めた人と比べれば、30代は遅くなります。しかし、勉強する目的は、他人より早く始めることではなく、身につけたものを仕事で使うことです。

そう考えると、確かめるのは「これから学んで、使える期間と機会があるか」になります。これは年齢だけでは決まりません。

年齢のかわりに見る5つの条件

条件 確かめること 調べ方
残りの職業期間 学んだことを、あと何年使えるか 自分が働くつもりの年数を置く
必要な時間 身につけるまでに、おおよそ何時間かかるか 資格や講座の案内にある学習時間の目安、経験者の話
使える時間 1週間に、無理なく何時間使えるか 1週間の記録を取る
転用できる経験 これまでの仕事の経験のうち、学ぶ内容に生かせるものは何か 担当してきた業務を書き出す
求められている度合い そのスキルを条件にする求人が、どのくらいあるか 求人を3〜5件読む

年齢が直接関わるのは、主に1つ目です。何年残っているかは、自分が働くつもりの年数を置けば出せます。差がつきやすいのは、3つ目の使える時間と、5つ目の求められている度合いのほうです。

4つ目は、働いた年数が長いほど書ける行が増える欄です。新しく学ぶ内容に組み合わせられそうな業務を、ここに書き出します。

並べ直す表の記入例

説明用の架空の例を置きます。

条件 記入例(架空)
残りの職業期間 60歳まで働くとして、25年以上
必要な時間 案内の目安で約150時間
使える時間 週に3時間
転用できる経験 月次の集計と報告を5年担当
求められている度合い 読んだ求人5件のうち、3件で条件に挙がっていた

この例では、必要な150時間を週3時間で割ると50週、つまり約1年かかります。25年以上使える見込みに対して約1年かけることになり、求人でも条件に挙がっています。この例では、年齢を理由にやめる材料は表の中にありません。

逆に、必要な時間が長く、使える時間が少なく、求人でもほとんど求められていない、という結果になることもあります。その場合は、遅いからではなく、条件が合わないから見送る、と決められます。

5つの条件から、学ぶ・先に求人を見る・今は始めないを選ぶ

自分の表が書けたら、結果から3つの道のどれかを選びます。

表の結果 選ぶ道 選ぶ目安
必要な時間と使える時間から期間が出て、求人でも条件に挙がっている 学ぶ(資格) 出た期間を、自分が受け入れられるか
期間は出たが、「求められている度合い」の欄が空いている 先に求人を見る(転職の側の確かめ) 求人をまだ読んでいない
使える時間が書けない、または期間が受け入れられない長さになった 今は始めない(現状維持) 時間の欄が埋まるまで保留にする

この分け方は、この記事での整理です。年齢で向き不向きを決めるものではありません。

求人の欄が空いている人は、求人3〜5件の応募条件から決める手順で、その資格や知識が条件に出てくるかを先に数えてください。

学ぶと決めた人は、時間の次にお金の面も確かめておけます。回収年数を3つの場合で計算する記事で、費用が収入で見合うかを出せます。

必要な時間の目安は、資格の試験を行う団体の案内や、講座の案内に載っていることがあります。下の広告は、その目安を確かめる先の1つで、オンラインの有料の資格講座です。

  • 向く人:取りたい資格が決まっていて、「必要な時間」の欄がまだ書けていない人。
  • 向かない人:学ぶ分野が決まっていない人(求人を読むのが先です)。今は始めないと決めた人。
  • 申込み後に起きること:申込みの流れ、支払いの時期と方法、受講できる期限、解約や返金の決まりは、講座ごとに違います。申し込む前に、案内ページで確かめてください。
  • 使わない場合:試験を行う団体の案内と、市販の本の目次で、必要な時間の見当はつけられます。

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選んだ道で、今日すること

  • 学ぶ人:最初に学ぶ一部分を決めます。「資格を取る」ではなく、「入門の範囲を終えて、練習問題を一通り解く」くらいの大きさにします。
  • 先に求人を見る人:同じ職種の求人を1件開き、応募条件の欄を書き写します。
  • 今は始めない人:5つの条件のうち、書けなかった欄の横に調べ方を1つ書きます。

よくある質問

Q. 30代は、20代より覚えるのが遅いのではありませんか
A. 覚える速さには個人差があり、年齢だけでは決まりません。また、速さよりも、続けられる時間を確保できるかどうかのほうが、自分で確かめて調整できる条件です。

Q. 並べてみたら条件が合いませんでした。あきらめるべきですか
A. その内容は見送る、と決めてかまいません。必要な時間が短い別の内容や、今の仕事に近い内容で、同じ表を作ってみてください。

この記事の前提

  • 5つの条件と3つの道の分け方は、CareerPivotが整理した方法です。記入例の数字はすべて架空のものです。
  • 必要な学習時間は資格や個人によって大きく異なります。各資格の試験を行う団体の案内で確かめてください。