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友人とのつきあい

同期と比べてしまう日に、自分の役割に名前を付けて証拠を3つ並べる

約5分で読めます

同期と比べる気持ちから離れ、自分が担っている役割を整理する

同期と比べてしまうときに、直近2週間に頼まれたことから自分の役割に名前を付け、証拠を3つ並べ、上司や同僚の見方と照らし合わせたうえで、今の職場・外の求人・学びのどれに使うかを決める方法です。

同期と自分を比べてしまうとき、比べている材料は給料や肩書きなど、相手から聞こえてくるものに偏りがちです。自分の側の材料がないと、比べるたびに同じ結論になります。自分が実際に担っている役割に名前を付け、その証拠を3つ書くと、比べる軸が1つ増えます。

比べてつらくなる状態が強く続いている人は、役割の整理より先に、信頼できる人に気持ちを話してください。

読み終えると、「自分は(役割)で、その証拠は3つある」と一文で言え、その一文を面談・求人・学びのどれに使うかを決められます。

この記事で渡すもの

  • 頼まれたことから役割の名前を出す手順
  • 名前に付ける証拠3つの書き方
  • 上司や同僚の見方と照らし合わせる聞き方
  • 役割が言えたあとの3つの道と、それぞれの最初の一手
自分の役割の名前を表す小さなバッジを付ける手元

比べる軸を、金額から役割に移す

比べること自体は自然な反応で、やめようとしても難しいものです。ここですることは、比べるのをやめることではなく、比べる材料を増やすことです。

給料や賞与の額には、等級、部署、評価の時期など多くのことが関わっていて、仕事の中身の違いをそのまま表すとは限りません。額だけを並べると、自分が何をしている人なのかという情報が抜け落ちます。

頼まれたことから、役割の名前を出す

順番 やること
1 直近2週間で、人から頼まれたことを書き出す
2 似たものどうしをまとめる
3 いちばん多いまとまりに、短い名前を付ける

書き出すのは、褒められたことではなく、頼まれたことにします。頼まれた事実は、数えられるからです。名前は「調整役」「確認役」「説明役」のように、何をする人かが分かる短い言葉にします。きれいに分かれなくても、いちばん多いまとまりが見つかれば足ります。

名前に証拠を3つ付ける

名前だけでは、自分でそう思っているだけになります。その名前を裏づける事実を3つ書きます。

記入例(架空)

役割の名前:調整役

証拠1:2つの部署にまたがる依頼の調整を、今月3件担当した

証拠2:納期の認識がずれていた案件で、双方に確認して日程を引き直した

証拠3:調整した案件について、問い合わせの回数が減ったと担当者から聞いた

証拠は、件数、起きた出来事、相手の反応のどれかで書きます。数字は記録や記憶で確かめられる範囲にとどめ、作りません。

証拠が3つ出てこない場合、その名前はまだ実態に合っていないのかもしれません。別のまとまりで名前を付け直すか、これから頼まれたことを、その日のうちに1行ずつ書き足します。

まわりの見方と照らし合わせる

自分で付けた名前が、まわりからも同じように見えているとは限りません。証拠が書けたら、上司か、よく一緒に仕事をする同僚1人に聞きます。

聞き方の例

「自分の役割を整理しています。チームの中で、私がいちばん役に立っているのはどんな場面だと思いますか。」

自分の付けた名前を先に言わずに聞くと、相手の見方がそのまま返ってきます。聞いた結果ごとに、次の一手が変わります。

  • 相手の答えが、自分の付けた名前と重なっていた人は、名前と証拠を一文にまとめます。
  • ずれていた人は、相手の見方のほうを書き留めます。思っていなかった役割で頼られていることがあります。どちらを伸ばしたいかを決める材料にします。
  • 聞ける相手がいなかった人は、頼まれたことの記録だけを続け、次の面談で同じ聞き方をします。

役割が言えたあとの3つの道

役割の一文ができたら、使い道は3つあります。この分け方は、この記事での整理です。

今の状態 選ぶ道 最初の一手
役割は言えるが、それが評価や給料にどうつながるか分からない 今の職場で使う(現状維持) 次の面談で、役割の一文と証拠を伝え、次の等級の条件を聞く
役割も証拠もあるが、今の会社の外で通じるか分からない 外の求人と照らす(転職の側の確かめ) 証拠の3つから、社内の呼び名を外して書き直す
役割を続けたいが、足りない知識がはっきりある 学ぶ(資格) 足りない知識を1つだけ書き、それが評価の条件に入っているかを確かめる

面談で聞く言葉は、昇給の条件の聞き方に文例があります。

足りない知識がはっきりしていて、何から学ぶかが決まらない人は、何を勉強すればいいかは、求人3〜5件の応募条件から決める手順で、最初に学ぶ1つを選べます。

書いた証拠が外でも通じるかを数えたい人は、外で通じる分を仕分ける手順に進めます。

今日すること

今日することは1つです。直近2週間で人から頼まれたことを書き出し、いちばん多いまとまりに短い名前を付けてください。証拠は、書けるだけで足ります。

よくある質問

Q. 同期と比べてしまうのは、気にしすぎでしょうか
A. 比べること自体はよくある反応です。比べる材料が相手側に偏っていると苦しくなりやすいので、自分の側の材料を増やしてみてください。

Q. 役割の名前は、職場で公表する必要がありますか
A. 必要ありません。ただ、証拠と合わせて上司との面談で伝えると、評価や担当の話がしやすくなります。

この記事の前提

  • 役割の名前と証拠3つの手順、3つの道の分け方は、CareerPivotが整理した方法です。記入例は架空のものです。