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子どものいる暮らし

勉強のやる気が出ない日は、変えられる条件と変えられない条件を2列に分ける

約4分で読めます

やる気を待たずに取りかかれるよう、学習道具と小さな合図を先に置いた机

勉強のやる気が出ない日に、条件を「自分で変えられるもの」と「変えられないもの」の2列に分け、変えられるものから1つだけ選んで変える方法です。環境や体調を先に扱う場合の目安も載せています。

勉強のやる気が出ない日に、やる気が戻るのを待っていると、何もしない期間が延びていきます。やる気そのものは直接動かせません。動かせるのは、勉強を取り巻く条件のほうです。条件を「自分で変えられるもの」と「変えられないもの」の2列に分け、変えられるものから1つだけ変えます。

読み終えると、今週変える条件を1つに決められます。選ぶ基準は、変える手間がいちばん小さいものです。この記事は勉強のやる気に限った話を扱います。仕事全体に意欲がわかない状態は、原因が別にあることが多いため、ここでは扱いません。

この記事で渡すもの

  • 勉強の工夫より前に、環境や体調を扱う場合の目安
  • 条件を2列に分ける書き方
  • 1つだけ変える条件の選び方
自分で動ける範囲を見直すことと環境を変えることの比較

先に確かめること|勉強の工夫より前に扱う状態

自分で変えられる条件から始めるのは、手間が小さく、やり直しがきくからです。ただし、次のような場合は順番が逆になります。

  • 長時間労働が続き、勉強以前に睡眠や休養が取れていない
  • 職場でハラスメントを受けている、安全が脅かされている
  • 体調の悪さや気分の落ち込みが続いている

これらに当てはまる時は、勉強の条件を工夫する段階ではありません。働く環境や体調のほうを先に扱います。上司や人事、産業医、社外の相談窓口などに相談することを優先してください。仕事の疲れで動けない週が続いている人は、止めるか10分試すかを先に決める記事から読んでください。

やる気を待たずに、条件を2列に分ける

紙かメモに線を1本引き、勉強に関係する条件を左右に書き分けます。

自分で変えられる条件の例 自分では変えられない条件の例
勉強する時間帯、1回の長さ 会社の繁忙期、残業の発生
場所、机の上の状態 家族の予定、通勤時間
教材の種類、1回に進める量 試験の日程、出題範囲
始める合図、スマホの置き場所 その日の体調

右の列は、いくら考えても動かせません。ここに気持ちを使っていると、左の列に手を付ける余力がなくなります。右の列に書いたものは「前提」として受け入れ、その前提の中で左の列をどうするかを考えます。

どちらに入るか迷うものもあります。残業は自分では変えられないと思っていても、上司に相談すれば変わる場合があります。迷ったものは、いったん右に置き、相談できる相手がいるかを横に書いておきます。

変えられる条件から、1つだけ変える

左の列から、今週変えるものを1つだけ選んで丸を付けます。選ぶ基準は、変える手間がいちばん小さいものです。

例えば、夜に勉強する予定が続かないなら、時間帯を昼休みに移します。教材を出すのが面倒なら、机の上に開いたまま置きます。1回30分が重いなら、10分にします。

どれか1つを先に変えるべき、という決まった順番はありません。人によって効く条件が違うので、1つずつ試して確かめます。どの条件から変えるかを、止まり方から選びたい人は、3つの問いから、変える条件を1つ選ぶに続きがあります。

今日すること

今日することは1つです。条件を2列に書き分け、変えられる条件から1つ選んで丸を付けてください。

左の列をひととおり変えても始められない時は、条件ではなく、学ぶ目的や内容のほうを見直します。右の列の条件が重すぎて何も変えられなかった時は、勉強を一時的に休むと決めます。そのうえで、右の列のうち相談できるものについて、相談する相手を決めてください。

よくある質問

Q. やる気が出ないのは、意欲が足りないからでしょうか
A. 意欲の量は外から測れず、直接増やすことも難しいものです。条件を1つ変えて、始められる回数が変わるかを確かめるほうが、手がかりが得られます。

Q. 条件を変えても、まったく始められないときは
A. 勉強以外のところに負担がある可能性があります。休養や相談を優先し、勉強は落ち着いてから再開してください。

この記事の前提

  • 2列に分ける方法は、CareerPivotが整理した確認用の方法です。