1人で勉強を続けていると、止まったときに気づくのも、再開を決めるのも自分だけになります。週に1回、10分だけ進み具合を人に話す枠を作ると、止まっても次の週に戻るきっかけができます。相手に頼むのは、見張ってもらうことではなく、聞いてもらうことだけです。
作るのは勉強仲間ではなく、時間の枠です。曜日と時刻を決め、「10分聞いてほしい」とだけ頼みます。
この記事で渡すもの
- 相手に頼む役割と、頼み方の文例
- 毎週話す3つの項目
- 相手がいない場合の代わりの方法

相手に頼むのは「聞くこと」だけ
勉強仲間を作ろうとすると、相手探しで止まりがちです。先に、頼むことと頼まないことを分けておきます。
| 相手に頼むこと | 頼まないこと |
|---|---|
| 進み具合を聞いてもらう | 進んでいないことを叱ってもらう |
| 分かりにくいところを質問してもらう | 内容を教えてもらう |
| 同じ曜日・時刻に10分空けてもらう | 計画を管理してもらう |
相手は、同じ分野を学んでいる人でなくてかまいません。同僚、友人、家族など、短い時間を定期的に取りやすい人を選びます。相手も何か続けたいことがあれば、交互に話す形にすると頼みやすくなります。
勉強だけでなく、仕事の話をする相手も足りないと感じる人は、欠けている1つの見つけ方で、相手を役割から探せます。
頼み方の例
「資格の勉強を続けたくて、週に1回10分だけ、進み具合を聞いてもらえませんか。助言はなくて大丈夫です。まず4回お願いしたいです。」
回数を先に区切っておくと、相手も引き受けやすく、合わなかったときもやめやすくなります。
話すのは3つだけ
| 話すこと | 例 |
|---|---|
| やったこと | 問題集を第2章の途中まで進めた |
| 詰まったこと | 用語の区別があいまいで、同じ問題を間違えた |
| 次の一手 | 次は第2章の間違えた問題だけをやり直す |
何もできなかった週は「今週はできなかった。次は○○だけやる」と言えば足ります。できなかった週を話せることが、この枠のいちばんの役目です。準備が要る場にすると続かないので、資料は作りません。
枠が流れがちになった時は、曜日か時刻を変えます。会うのが難しければ、短いメッセージでの報告に変えます。報告そのものが負担になってきたら、やめてかまいません。同じ3項目を自分に宛てて書く方法に切り替えます。
相手がいないときの、1人でやる方法
頼める相手が見つからない場合は、同じ3項目を自分に宛てて書きます。
- 毎週同じ曜日・時刻に、スマホの予定表に10分の予定を入れる
- その時間に、やったこと・詰まったこと・次の一手を1行ずつ書く
- 書いた内容を、翌週の同じ時間に読み返してから次を書く
声に出して録音する方法もあります。人に話すときほどの効果があるかは分かりませんが、週に1回立ち止まる機会は作れます。
今日すること
今日することは1つです。話す相手の候補を1人と、曜日・時刻を書いてください。相手がいなければ、予定表に自分用の10分を入れます。
枠は続いているのに勉強が戻らない人は、話す場ではなく、時間や疲れ、学ぶ目的のほうに理由があるかもしれません。3つの問いから、変える条件を1つ選ぶ記事で確かめられます。
よくある質問
Q. 話す相手がどうしても見つからないときは
A. 自分に宛てて3項目を書く方法で始めてください。あとから相手が見つかれば、同じ3項目をそのまま話せます。
Q. 週に1回で足りますか
A. 足りるかどうかは、止まった週のあとに戻れているかで判断します。回数を増やすのは、枠が定着してからで間に合います。
この記事の前提
- 話す枠と3つの項目は、CareerPivotが整理した方法です。効果を示す研究に基づくものではありません。
- 文例は説明用の例です。